予防医学と聞くと「病気を未然に予防する」ことと捉えられます。しかし病気だけが人間の健康を損なうものではありません。広い意味では怪我の防止や身体的・精神的健康の増進を図ることも目的として含まれています。
身近なことでは、虫歯の予防もそれに含まれます。
予防医学とはそんなに難しく構えることではなく、日々の生活の中でできることです。
身近すぎて、病気という捉えられ方はされない虫歯。それだけに軽視されがちですけど、でも虫歯になってみて初めてその重大さに気づく、というのはいかにもありそうな話です。
だいたい歯の痛みというのは、人間が味わう痛みの中でももっとも強いものの一つだそうですよ。だって脳に近いんですから。そりゃあ痛みは敏感に伝わるでしょう。
ということでここでは、歯磨きについてなんですけど、みなさんは歯ブラシ以外の歯磨きグッズを使ったことがあるでしょうか。ほとんどの人は歯ブラシだけだと思いますけど。
丁寧に正しく歯を磨く習慣がついている人は、歯ブラシだけでも十分綺麗に磨くことができます。だから虫歯や歯肉炎などに悩むことはないでしょう。
しかし、今は便利で手軽な歯磨きグッズもいろいろと販売されています。これらを利用するなら、歯ブラシよりも簡単に歯を綺麗にすることができるんですよね。
いくつか紹介したいと思います。
【デンタルフロス】
歯の間磨きですね。柄のついた糸ようじと同じように、歯間の汚れを落とすものです。
デンタルフロスは40㎝くらいの長さに切って両手の指に巻きつけてゴシゴシやります。
慣れないうちは上手く磨けないかもしれませんので、指を動かしやすい上の前歯から使ってみてはどうでしょうか。すぐに慣れます。
両手をやさしく動かしてこすると、歯ブラシでは取りきれない歯の間の歯垢も取り除けて、口の中がすっきりしますよ。
【インタースペースブラシ】
毛先が筆ペンのような形をしている歯ブラシです。ただ、一般的にはあまり使わないんじゃないでしょうか。
普通の歯ブラシでは届かない部分が磨きやすくできています。とくに歯の矯正器具を付けている人にとって便利です。
【フッ素ジェル】
家庭で使えるものは低濃度のもので、歯医者さんで購入できます。
ご存知のとおり、フッ素を歯に塗布しますと、虫歯になりにくくなります。
汚れがつきにくくなるのでしょうかねぇ。フライパンのフッ素コーティングと同じで。
虫歯予防には低濃度のフッ素ジェルを毎日継続して使うことで効果が得られるようですね。高濃度のフッ素溶液は歯医者さんや保健センターなどで塗布してもらえます。これは自分で塗るというわけにはいきませんので、定期的(3ヶ月おき)に通うとよいでしょう。
虫歯予防に、より高い効果が得られるでしょう。